仔馬の時、会いに行ったグレートセブン。
母のトウカイテイオー全妹の娘トウカイユニバースは、
僅か半年一緒に暮らしただけで北海道へ帰って行きました。
その牧場に一時預託されていたリッチエモーションが
北海道に帰って産んだ仔がナンガパルバット。
6月21日 高知2R 2才新馬戦で、この牧場に縁のある2頭が
奇しくも3枠と4枠の隣同士でデビューしました。
更にこの日、友人から「トウカイユニバースの仔」と言って
送られてきた写真はユニバースの仔ではなく、
リッチエモーションが牧場にいた時に産んだクィーンプランサー、
ナンガパルバットの2つ上の姉だと分かりました。
調べてみると…北海道サマーセールを経て、
昨年5月船橋でのデビュー戦を勝利した後、2戦目3戦目は大差での殿負け。
7月に3戦1勝で競走生活を終え、抹消されていました。
牧場の方は、「脚に不安があって大丈夫かな」とずっと心配していたそうですが…
馬主さんから一時預かっている馬の仔なので、牧場を離れた後の事を
色々と聞くのも憚られ、その後の消息は知る由もなかったそうです。
最後となったレース映像を探し出して観た時、
小雨降るドロドロの不良馬場の中、一頭ポツンと…
大きく離されながらも懸命に走る姿に涙が止まりませんでした。
何か身体に異変がありながら、最後まで走り切ったのだと思います。
期待と緊張が入り混じりながらも…
どこか華やいだ気持ちになれるデビューの日。
グレートセブンとナンガパルバットがくれた
応援する楽しみの裏で知ったクィーンプランサーの消息。
弟がデビューする日に「私の事も覚えていてね!」と
きっとそう言いたかったのかも知れません。
結果はグレートセブン4着。
ナンガパルバットは残念ながら殿だったけれど…
まだまだ戦いは始まったばかり!
隣同士のゲートから競走馬生活をスタートさせた縁ある2頭の今後を
クィーンプランサーがきっと何処かで見守っていてくれる筈です。
〈写真〉上 グレートセブン
下 クィーンプランサー
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