九州種馬場の近くのご夫婦二人で営まれている
小さな牧場で生まれたダイハチ。
ハリ治療を受けながら、やっとデビューに漕ぎつけた
この頑張り屋さんは…
8月10日の佐賀6Rの2角辺りで腱の断裂を発症し、
騎手が異変に気付いていながら止めなかった為、
手の施しようがなく抹消となってしまいました。
コロナ禍で無観客競馬の最中にデビューし抹消となった為、
とうとう現地応援が出来ず、悲しい思いでいっぱいでした。
そんな中、ダイハチの2戦目の好走に魅了されファンになり
横断幕を作って下さっていた方がおられた事を知り、
とても嬉しくなりました。
8月10日のこのレースが、まさかラストランになるとは思いも寄らず
ただただ応援したい一心で、わざわざBAOO博多まで出向き、
横断幕を広げて職員の方に写真を撮って貰ったそうです。
脚の痛みを堪えながら、大きく離された最後方から
大外を追い上げ2頭交わしてゴールした姿を思う度
涙が溢れて仕方ありませんが…
頑張り屋のダイハチは、目に見えない所であっても
自分の為に掲げられた横断幕の声援を受けて
最後まで走り切ったのだと思います。
家族のようにして育て、馬主でもあった
牧場の方に、横断幕の事をお伝えすると
「これ程までに応援して下さった方がいて、
ダイハチは幸せでした。このような結果になってしまい
本当に申し訳なかったです」と
何よりも生産馬の無事な走りを願いながら、
一番辛い想いをしている筈なのに…こう話されました。
ダイハチには、1才の全弟がいます。
無事にデビューして佐賀で走る事になれば
「ダイハチ」の名前の横に「全弟」と書き込まれた
横断幕を掲げて下さると嬉しいなと勝手に思っています。
僅か5戦走っただけの競走生活でしたが、
横断幕まで作って応援して下さった方がいたダイハチは
やはり…とても幸せだったと思います。
〈写真〉 上 牧場でのダイハチ
下 2角辺りの映像(最後方がダイハチ)
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