マスター「調教の動きはどうだったんだ?」
オレ「何か最近の調教ラップデータを見るとみんな速くなってるよな」
ガミ「美浦も栗東もっすか?」
マスター「ウッドチップの質を変えたとかかね?」
オレ「どうなんだろうな・・・馬の質が上がったってコトなのかな」
ガミ「馬が進化してるんすよ」
オレ「上りの2Fが11秒台は当たり前だからな」
マスター「蹄の進化ってコトもあり得るな」
オレ「人間の陸上競技もスパイクの進化でタイムアップしているからな」
マスター「そんなコトはいいから大阪杯の調教がどうかを聞いてるんだよ」
ガミ「怒っちゃいけませんよ、人にモノを聞く姿勢とは思えないっす」
マスター「なんだ?生意気言ってんじゃねぇぞ」
オレ「まあまあ、遠回りした俺が悪かった」
今回の大阪杯に出走するメンバーは美浦が5頭で栗東が10頭である。その中で時計が良かったのは美浦はコスモキュランダ(牡4・黒鹿・丹内・加藤士厩舎)である。一週前追い切りの時計だが素晴らしい。ウッドチップコースで先を行く僚馬をコーナーワークで捕えて直線では置き去りにした。終いの伸び脚は軽快で調子の良さが伺えた。2日の最終追い切りでは坂路コースを調整程度の走りで仕上げた。万全の態勢と言えるのではないだろうか。栗東ではヨーホーレイク(牡7・鹿毛・岩田望・友道厩舎)が素晴らしい時計で走った。これも一週前追い切りのものだが、ウッドチップコースで3頭併せの最内を進みゴールでは1馬身前を走っていた。前肢の送りがスムーズで回転が良くこちらも調子の良さが伺えた。2日の最終追い切りでもウッドチップコースで走り3頭併せの真ん中をビッシリ追った。外の馬にクビ差劣ったものの最終調整としては上々の内容だったと言える。気になるところでは、シックスペンス(牡4・鹿毛・横山武・国枝厩舎)である。最終追い切りも一週前追い切りもウッドチップコースを使い走り込んだ。どちらも同じような時計で走り使い分けはしてしない。一週前は3頭併せで最終追いは2頭併せ、どちらも最内を進み直線で僚馬を突き離している。
・・・続く・・・
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