週刊ベースボールONLINE

まだ純粋(?)だった、あの日のこと
2024/11/18 22:40

ずーっと昔の日本ダービーの翌週、6月の日曜日。私は2頭の推し馬を応援するため、東京競馬場へ向かいました。推し馬の名は9レースの麦秋賞に出走するビンゴユメタと、この日のメインレースであるNZトロフィーに出走するアクアビットです。「NZトロフィーがこの時期?」と、思われる方もいるかもしれません。今でこそNHKマイルCの前哨戦的なこのレースも、当時はダービー直後だったんですよ。
さて、府中本町駅に着いて驚いたのは、駅から競馬場へ向かう綺麗な歩道が出来ていたこと。幼年期に父につれられて来た時は勿論、学生時代に家族で訪れた時も歩道などありませんでした。これは衝撃的でしたね。
まずはユメタ君のレース。パドックでバカチョンカメラをかまえ、パシャパシャ。続いてレース観戦のため、スタンドへ移動。でもユメタ君……馬券外。単枠指定だったのに(><)
気を取り直し、NZトロフィーです。同じようにパドックで写真撮影の後、レース観戦時にはゴール板前に陣取り、カメラをかまえます。発走、そして直線の攻防へ! 期待と興奮が最高潮に達しようとしていました。しかしーー
「岡部ーっ!」
「柴田ーっ!」
と、口々に叫ぶ周りのオジサン達。その声に私はカチンときました。
ーー何で騎手の名前を叫ぶんだ。走っているのは馬だろう。馬の名前叫べ!
なーんて思ってしまったんですよね。
そうこうしているうちにアクアビットは、先頭でゴール板の前を駆け抜けて行きました。もう嬉しくって嬉しくって……。更に馬券も単勝と複勝を買っていたんですね。アクアビットはそれほど人気になっていませんでしたから、ホックホク。この時の幸福感は今でも忘れられません。ただ現像した写真はパドック以外はどれもイマイチで、そこは残念だったのですが^^;
……とまあ、若気の至りであんなこと思ってしまいましたが、今はあの時のオジサンの気持ちもわかります。どんなに調子がよくても、騎手の技術と判断一つで負ける名馬も少なくないのですから。
でも私が口に出すのは、今でも馬の名前。相変わらずテレビの前で絶叫しています。変わりませんね(笑)。

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