①サンティーテソーロ
初の阪神戦。前走、前々走のマイル戦を勝ち上がっての約2か月ぶりのG1。今回の鞍上は前々走でコンビを組んだ横山和生騎手。
父エピファネイアは競走馬としても種牡馬としても言わずと知れた名馬。母ナガラフラワーは父にダンスインザダーク(ニジンスキー系)をもつ良血。血統だけを全体的に見れば中長距離向きだが、戦績をみるにこの子自身はマイルかそれより少し短いくらいがベストか。中長距離を走るかは、シニアクラスになってから期待したい。
②キタウイング
こちらも初の阪神戦。新馬戦以外を連勝しての今舞台となる。新馬戦を含めすべてのレースで出遅れてしまっているのがマイナスポイントか。今回も出遅れるとなると、内々の先行争いは荒れそうである。鞍上は初のコンビとなる和田竜二騎手。
父父にディープインパクト。母父はアメリカG1を制したアイルハヴアナザー。母のキタノリツメイはJRAに於けるアイルハヴアナザーのラストクロップ(間違ってたらごめんなさい)。
サンティーテソーロと同じく中長距離向きの血統。だが、マイル戦を2連勝していることから、”1600~”の距離適性か(新馬戦は1200)。
③シンリョクカ
正直血統以外でどう分析したらいいのかわからない子。この子よりも穴が居るのだから、不思議な話である。鞍上は新馬戦とは変わり木幡初也騎手。今年3勝の騎手である。
父の血統は有名どころであるから置いといて。母父にはキングカメハメハをもつ。
④アロマデローサ
前走は阪神での1400戦で、直線で不利を被った結果10着。前々走、デビュー戦も含め、1400,1200の短い所を走ってきた。200の延長がどう出るか。鞍上はこれまでとは変わり短期免許で来日しているイーガン騎手。乗り替わりも要素としては大きいところだろうか。ちなみにイーガン騎手は12月10日にJRAに於ける初勝利を挙げている。
父はフジキセキ産駒のキンシャサノキセキ。母父には英G1を制したワークフォース、さらには母母父にアグネスタキオンをもつ、上手い事牝馬として結果を残せるような血統に仕上がっている。なお、いわゆるローズ一族の子。
阪神の芝を知っているのは上澄みと見ていい。
~②に続く~
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