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近所のおじさん
 47 宮城
岡部誠の今 記事コピペ
2026/06/18 06:47

滋賀県甲賀市土山町のキャニオンファーム。栗東トレセンから車で約40分のこの育成牧場を訪ねたのには理由がある。元名古屋競馬のトップジョッキー、岡部誠さん(49)が馬づくりに携わっているからだ。
 岡部さんは名古屋競馬で通算5200勝超を挙げた一方、一昨年7月にハラスメント行為、昨年6月には通信機器の不正使用で騎乗停止などの処分を受けた。その後は第一線を離れ、現在は同ファームで育成に従事し、3厩舎を束ねる厩舎長を任されている。
久々に再会した岡部さんの表情に沈んだ様子はない。馬と向き合う姿に充実感がにじむ。心境を問うと、言葉はすぐ返ってきた。
 「多くの方々に迷惑をかけたことを発表できない状況でしたが、反省し謝りたい気持ちはありました。申し訳なかったです」
 一件の受け止めは人によって分かれる。今もなお厳しい視線が向けられるのも事実。そうした中で再び馬に関わる道を選んだ理由は競走馬の背中にあった。
ジョッキーとしての未練がないと言えばうそになりますが、馬の世界で生きたい思いがありました。やっぱり馬上から見る景色はいい。馬の背中に戻れて本当に良かった」
 現在は育成部門を任され、日々、裏方に回る。そして中日スポーツ賞ファルコンSを制したダイヤモンドノットの育成に携わり、皐月賞4着のアスクエジンバラも手がけ、現在はダービーへ向け調整を進める。
 「騎手も、やりがいはありましたが、育成にはこれまでにないやりがいもある。騎手時代の引き出しも生きますし、スタッフが経験を積み成長していく姿を見るのもうれしい」
人は誰しも失敗を経験する。問題は、どう受け止め、次に生かすか。岡部さんは馬と向き合い日々を重ねてきた。「競走馬のケアも含めてまだ勉強中。精度を上げていかないと」と岡部さん。その歩みに再出発へ向けた姿勢がにじむ。

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