週刊ベースボールONLINE

ジャパンカップダート 書き足しつつ
2012/11/22 21:33

来週は時間とれないかもしれないので、早めに。

◎○▲△▽に「-」を加えた10段階評価で説明します。
狙い目の馬には☆を付けます。
それでは人気順に。

前提として。

過去の好走馬を並べると、カネヒキリ、ヴァーミリアン、エスポワールシチー、トランセンド等のダート界における優駿や、アドマイヤスバル、ラヴェリータ、シルクメビウス、メイショウトウコン等の地方G1で実績の有るタイプが目に付きます。
阪神ダ1800mという条件は2度の坂越えがあるというコース形態で、全体時計がかかる傾向にあります。
そのため、スピードの要求値が下がり、地方で実績がある馬やパワータイプ、ダートの中でもよりダート的な持続力、底力を問われる舞台となります。
レース後半5Fのコース形態は、
「向正面200m弱−カーブ450m強−直線350m」
「緩い下り800m−急坂+平坦200m」
というものなので、「カーブでのペースアップ」や「捲くり」に対応できる馬の方が信頼できます。


◎ローマンレジェンド
上がりが掛かったみやこSは仕掛けが遅れての勝利。加速力を見せたというより、他馬が少し止まったところを高いレベルの持続力を見せて差し切りました。中盤が緩まなかったエルムSでは外を回って勝利。高い持続力、底力を見せています。よりダート向きな適性を問われる阪神1800mは合うはずで、崩れるシーンは考えられません。ただ、緩急の大きいペースや大跳び故の僅かな先行力、キレ、機動力不足が響く展開になると能力全開が叶わなくなる可能性があります。本命候補として。

△ワンダーアキュート
JBCクラシックでの5馬身差勝利は積極的なレース運びをする馬が多い中でインを回った利があってのもの。ジャパンカップダートでは出遅れこそ有れど、テン早く中盤緩んでのブレーキがかかる流れで、イン突きに徹した追い込みは大きな恵まれが有ったと言えます。それぞれ一定の展開利がある流れでの好走で、前走のパフォーマンスが見た目通りに評価されて人気になるようなら評価を落とします。押さえまで。


…イジゲン
武蔵野Sは派手に出遅れて外を回って早め先頭で勝利という名の通りの「異次元」の勝ち方でしたが、中盤で一気にペースが緩んだところで差を詰めることが出来たこと、大きな緩急が先行馬にダメージを与え能力全開が叶わなかった馬が多いこと、2着のガンジスは追い出しがワンテンポ遅れて脚を余した形になったことを踏まえると、評価しすぎるのは禁物です。秋嶺Sでは中盤まで緩い流れで逃げて、上がりのキレ・スピードを示しての完勝。高い機動力、キレ・スピードを備えていますが、先行力は全く一線級に及びません。好走には緩急の大きな流れ等の助けが必要ですが、よりダート的な能力を問われるこの舞台では厳しいのでは。芝向きのキレが活かせるレースで。

◎エスポワールシチー(☆)
エルムSは対ローマンレジェンドで考えた時に内外で有利でしたが、斤量は3キロこちらが不利でした。少なくともローマンレジェンドと互角の評価が必要です。フェブラリーSはトランセンドをマークしたのが裏目に出て追い出し遅れての5着。ジャパンカップダートではやや消極的な位置で直線ではトランセンドとの地力勝負になり0.3秒差。全盛期には及びませんが、そもそも去年の時点で「衰えていた」と決め付けるのは軽率です。このメンバーならペースメイクに関われそうで、能力全開が叶うのでは。妙味ある本命候補として。

▲-トランセンド
前走の走りはスピードの低下を感じさせますが、本調子ならもう少し行き脚がつくかもしれません。フェブラリーSでは追走スピードに限界を見せたように、本質的にスタミナに良さがあるタイプです。テンを緩く入って中盤で前に競りかけてロングスパートするスタミナ戦に持ち込めば能力全開が叶いますが、陣営は逃げありきのコメントを出しています。おそらく2011ジャパンカップダートの競馬をイメージしていると思われますが、そうならばテンでやや無理をさせて中盤で息を入れる形になる可能性が高いです。能力全開は叶いませんが、スピード要求値が下がるこの舞台はベストのはずです。押さえとして。

△ニホンピロアワーズ
ハイペースのみやこSでは外を回って2着。ジャパンカップダートではテンで好位を取って中盤のブレーキを受けての0.7秒差9着。嵌れば高指数を記録するタイプではありませんが、先行力、持続力、底力がバランス良く優れています。押さえまで。








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