エピネファイアの板にて、福永祐一が慢心で騎乗ミスしたという主張をしている人が何人かいる。
「慢心」と言えば、「慢心、環境の違い」としてネットではよく使われる表現で、代表的なのはマーくんとハンカチ王子の比較として使われる。奇しくも大阪杯でのキズナとエピネファイアとの対決はマーくんとハンカチの対決で言えば、甲子園夏の選手権=ダービーで大阪杯が国体に置き換えることができ、ハンカチ率いる早稲田実業がマーくんの駒苫を連続で破っている。
じゃあ、キズナがハンカチでエピネファイアがマーくんかと言えば、そうではなく、「慢心」の意味はあくまで、驕り高ぶった心のことであり、大阪杯でエピネファイアに騎乗した福永祐一に慢心があったかというと、それはない。
もしあるとすると、エピネファイアの力を過信し、キズナの評価を過小とするというのが、最低限の前提条件になるが、どこにもない。祐一が慢心だというなら、その証明をしてくれ。
実はこの「慢心」、「慢心、環境の違い」という使い方は上記のまーハンカチの比較のように少し古い話。今の「慢心」は艦これにおける「慢心、ダメ、絶対」が定番となっている。
すなわち、エピネファイアで使ってしまった人は、最近よく耳にする「慢心」をよく意味はわからないけど、祐一を叩ける言葉っぽいから使ってみようと思ってしまった、お子様の思考ということになる。
そんな人達には同じく艦これで有名になったキスカ島撤退作戦時の木村昌福中将の言葉を贈ろう。
「帰ろう、帰ればまた来られるから」
無事にレースを終えたから、次のレースに望むことができる。
エピネファイアは香港、キズナは凱旋門賞。日本のトップホースたちが
次々と世界各地で活躍する。
そんな時代の競馬を見られる幸せを噛みしめよう。
「慢心」があるとしたら、それは騎手を叩いちゃう君たちの心。
以下の対応が可能です。
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