晴美ママ「やったじゃないの、アベチャン！ローズSを⑪ビーチサンバ頭で、馬連とワイド２つ的中ね！オメデト～♪しかも2夜連続の予想コラムだから、こうやって今夜すぐに祝って貰えるのよん。ありがたいでしょ？」
　ありがとうママ。馬券が的中したのも勿論だが、春から注目していた期待のビーチサンバが激走してくれたのは素直に嬉しい。しかも、強がりではないが単勝が獲れなかった悔しさは微塵もなく、直線でズブズブかと思いきやウィクトーリアを根性で差し返して2着を確保してくれたところが感激モノだった。
　浜サン「よかったねアベチャン。じゃぁこの勢いで、明日のセントライトに向けてのクラシック予想牡馬編に入ろうか。」
　ママ「じゃぁ早速ですが、3歳牡馬の方はどうなの？レベル的に。」
　浜サン「うーん、マイルとか短い距離だと良い駒が結構いるんだけど、王道の中長距離でこれから古馬相手にGⅠとかで伍して行けそうなのが･･･あまりいないんだよなぁ。」
　山ちゃん「世代No.1と言われていたサートゥルナーリアが、距離もたねぇってことがダービーでバレちまったし。で、肝心のダービー馬(ロジャーバローズ)はさっさと引退しちまうし。ま、そのロジャーバローズだって大して強くなかったけどな。」
　ママ「じゃぁ何、事実上世代トップはダノンキングリーってこと？」
　浜さん「まぁ一応ね。そのダノンにしたって、決して3000mの菊向きじゃない。…ていうか、ダノンは明日出て来ないんだから、今ダノンの評価はどうでもいいよ。」
　山ちゃん「ダノンキングリーって菊花賞じゃなくて秋天狙いみてぇだぜ。次走毎日王冠だっていうし。逆にサートゥルが次走神戸新聞杯だとさ。」
　浜サン「いやいや、サートゥルは神戸出たとしても、菊には行かないんじゃないかな。」
　山ちゃん「えぇ～、じゃぁ何だよ、もしかして菊花賞、このままだと有力馬はヴェロックスぐれぇしかいねーじゃん。」
　浜サン「･･･はいはい、もう明日のセントライトに出てない馬の話は止めようね。」
　ママ「青葉賞を勝ったけどダービーで無残だったリオンリオンあたりが明日人気になるようじゃ、オスの方はたかが知れたレベルよね。だいたい、18頭フルゲートになるっていうのは、どの陣営にもチャンスがあるって思うほど、どれもこれも力は変わらないってことなんじゃないかしら。ならばメスとは逆に、こっちは〈上がり馬〉をケアするべきなんじゃないの？」
　
その２に続く。