天皇賞春で、正統派ステイヤー、フェイムゲームと、豊とキズナの夢を砕き去った暴君ゴールドシップ。更にはフェノーメノやウインバリアシオンまでもが、力尽き引退。

最早、ゴールドシップに抵抗できるのは、こまったったアホの子だけなのか……！？

～ゴル氏宮殿.須貝の間～

ゴル氏「ぐぅわあっはっはっ。私にかなうものなどおるものか、阪神は我が庭よ。そして背中には、ノリがおる。苦しゅうない、苦しゅうないわ！ぐぅわあっはっはっ。」


？？「ガルルルる、ワンワン。」

ゴル氏「なんだ、この胴の長い犬は。」
ゴル氏「んー？何で犬がダービーのマントを羽織っておるのだ。全く馬鹿な飼い主だ」

ゴル氏「!!?この、青と赤の十字線！この犬、まさか……、貴様！キズナの犬だな！！」

ドゴーン！！

？？？「そこまでよ！！暴君ゴールドシップ！！」

ゴル氏「誰だぁっ！次から次へと！」



ヌーヴォ「ちょっと、あんた！どうやら好き勝手やってるようやな！！そろそろ、しばいたるわ覚悟しぃ！！新記録狙ったる！」

ラキシス「神よ！わたくしに力を！運命が見えます。あなたはもうここまでよ！！お覚悟！！」

デニム「そろそろあたしが、主人公の番ね！やってやるんだから！！it.s syow time!!」

ワン&「わおーんわんわん！！」

ラヴリー(牡)「太陽さんさん！あふれる愛！ラヴリーデーーイ！そこまでだ！」

ゴル氏「すね毛生えとる！！ラヴリーデイ！可愛い顔してすね毛生えてる！！！」


ヌーヴォ「皆力を合わせるんや！！行くで！！」

「エレクトロハーモニクス！！！ホーリーゲーーーート！！！」

ドゥオオオオオン！！

ゴル氏「グゥオオオオー！おんなぁあ！！おんなぁあ！！ゲート！！ゲートおおおおお！」

ぱらぱらぱら……

ラキシス「やりました！！お父様！！」
デニム「パパ！！やったよ！」
ヌーヴォ「うちら、やったんやな…ついにやったんやな！！」
ラブ「やったあ！！！やっつけたぞぉーー！」
ワン「わおーーーん」

わーーー。きゃっきゃ、きゃっきゃ

ラキシス「さぁ帰りましょう！我が故郷へ！」
デニム「はー、疲れたぁー。早く帰って、ご飯食べたいなぁー。」
ヌーヴォ「せやな、うちもお腹ペコペコや」
ワン「くぅううん」

ラヴ「あの、皆さん！私の家でレストラン営んでいるんですけど、よかったら皆さんでお食事しませんか？すぐ近くなんです！」

ヌーヴォ「ええなぁ！うち、カイバ焼き食べたいわー」
デニム「私はキャロットハンバーガー食べたい！」
ラキシス「私は、アルファルファおこわが食べたいです。」

ワン「わんわん！！」

ヌーヴォ「あんたにも、エンバクとトウモロコシのご飯食べさせたるからな」

ワン「ワンアンドオーーん」

皆「あははははー」


～崩壊したゴルシ宮殿～
ぱらぱらぱら…

どごん！

ゴル氏「ぐふっ！！おのれ小娘とすね毛と犬め……。レースで借りを返してやるわ！！私の力を見くびるなよ……くっくく、その後種付けしてくれるわ、覚悟しろグゥハハハハ！！」