週刊ベースボールONLINE

むかぁし昔……
2014/12/28 12:28

ある所に、怠け者で大ボラ吹きの男がいました。
男は、『わしは、いつか大金持ちになってやる』と方々に吹聴していたそうですが、周りは全く意に介さず……まぁ同じ村内の衆だからしょうがない……と、男の面倒を皆で見ていたそうです。

あるとき、男のもとを見ず知らずの金持ち風の男が訪れ、持参した大きな樽を、村外れの山を越えた場所まで怠け者男に運んでくれないかと依頼したそうです。

怠け者男は、始めて会う金持ち風の男をうさん臭く感じましたが、提示された報酬が、この地方では数年遊んで暮らせるほどの大金であったので、金持ち風の男の依頼を引き受けることにしました。

樽を引き引き怠け者男は街道を歩き、村外れの峠に差し掛かると、樽の中身がふと気になりました。

契約では………
『何があっても、決して樽を開け、中を覗いてはいけない』
となっていたのですが、思いの外樽が重かったのと、虫の知らせというのでしょうか、金持ち風の男の様子が気になったことから、

まぁ、気づかれないように、内緒で中身を見てみよう……と思い、契約に反しますが、怠け者男は、樽の蓋を開けてしまいました。

男の目に入ったのは……一通の手紙と………





お話の途中ですが、私事を1つ、挿し込みます(^^)

実は………12月1日に、『今年最後にこちらの日記、50アップ』目標を立てました。

阪神タイガースファンとしてのもの。
食いしん坊に関するもの。
ギャンブラー通信?
架空の大人のお伽噺。
時事ネタ少々。

その他諸々重ねて参りました。

もちろん、複数アップ、併せて一本
ノーカウント

織り混ぜましたが、いよいよ、この日記をも………………



昔話に戻ります。

村外れの峠で『開けてはならぬ、中を見てはならぬ』はずの樽を開け、中を覗き込んだ男の目に入ったのは……

塩漬けされ、きれいに並べられたたくさんの肉の塊と、一通の手紙。

………この尻をもって、千尻なり………

おぼろげながら、何かが頭の中に浮かんだ怠け者男は……肉片を数えて……999……ということは………

怠け者男の尻をもって、千尻なり!

あぁ、金持ち風の男は、河童の化身したものだったとようやく得心した怠け者男は樽を放置しまま、いずこかへと逃げ去ってしまい、以降、怠け者男が樽を開けて中身を見たこの峠は

樽見峠 (現在は垂水峠) と呼ばれています。



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