週刊ベースボールONLINE

ロードクエストの血統
2015/09/02 05:59

しばらく経ってしまいましたが、新潟2歳Sのロードクエストはとても強かったですね。
あまりに強かったので、毎年いるディープ産駒のクラシック候補ってやつかと思ったら、マツリダゴッホ産駒で驚きました。
なんだか、ロードクエストは雑草血統なのに強いみたいに言われていました。
でも、確かにマツリダゴッホはどういうわけか非常に地味ではありますが、現4歳世代が初年度産駒でまだまだ未知数……というか、すでにそれで重賞馬やクラシック出走場が出ているのだから、むしろ新進気鋭の部類だと思います。
母父のチーフベアハートも自身や一部産駒はダンジグらしい感じですが、代表産駒を見ると近年のダンジグ系らしく距離に融通が利いてきた感じで、母父として期待が持てそうな感じです。
まあ、実際のBMS成績を見ると自身のボールドルーラーのインブリードが効いているのか、ダートに出やすいようですが、BMSとしての代表的な産駒はさらにボールドルーラーを重ねたナムラダイキチ以外は全然サンデーの血が入っていないんですよね。
他のところで、ボールドルーラーの血はサンデーが加わると素直に切れ味に出やすいのではという話が出ていたので、芝での本領はこれからという可能性もある気がします。
まあ、ボールドルーラー重ねてるのは父スパイキュールも父マツリダゴッホも変わらないんですが。

それになにより、牝系を見るとバリバリの社台牝系。
社台お得意のダイナ+母or母父の名前の一部のパターン。
ノーザンテーストやリアルシャダイの血を引いているのもまんまですよね。
そのダイナ+母の名前の一部のダイナクレアーはサクラチトセオー、サクラキャンドル兄妹の母サクラクレアーの1歳下の全妹と、血統背景はかなりしっかりした部類だと思います。
社台牝系って、しばらく重賞から遠ざかっていたところから重賞馬が出たりもしますし。
血統的な縁があるわけじゃないですが、近年だとダイナフリート→フリートーク→シングライクトーク→シングライクバード→シングウィズジョイなんかが、フリートーク以来の重賞制覇をやっています。

というわけで、地味ではありますが、ロードクエストの血統は雑草というよりは、花開いた名門家系の血というイメージではないかなという気がします。
なんか、これ言いたいためにえらい長くなった気がします(苦笑)
そもそも、雑草言われるのは本人が非常にお値打ちだったせいなのでしょうが。
なにはともあれとても楽しみな一頭だと思います。
あまりに鮮やかだったので、マイラーかもとか思ったりもしますが、それはそれで楽しみなのは変わらないかなと。

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